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なんまんだぶ

2012年7月29日

「お念仏だけやのぅ」(阿弥陀経さんの話)

暑い日が続いています。夕方庭に水まき。ついでに玄関先にも水をまいて、少しでも涼を感じさせてもらっています。

さて、今日も玄関先に水を撒いていると、隣のおばちゃんがひょこひょこと顔を出して、

「暑いのぉ。水まくと少しは違うのぉ。」
と始まる世間話。

その内に、

「それにしても、毎朝の、とんでもないことやなと目が覚めるんやぁ。今日も命くんなさった(くださった)なぁと。今日もまた生かしてくださるんやなぁと、おかげさんの毎日やなぁと、なんまんだぶ なんまんだぶ なんまんだぶ とでてくんなさるんやわぁ。」

(よわい)90近くのおばあちゃん。その人生いろんなこともあったでしょう。戦争もあった。震災もあった。病気のこどもを数十年看病して先立たれたこともあった。言葉では語りきることのできない、若輩者の慈海には想像も及ばないご苦労がたくさんたくさんあったと思います。

そのおばあちゃんの口から

「お念仏だけやのぅ」

と言わしめるのは、一体何なんでしょう。

2012年7月28日

「願」

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「願」

人の願いは未来のこと
佛さんの願いは今のこと
今まさに
働いて働いて働きかけていらっしゃる
私に願うおやごころ
彌陀の呼び声
南旡阿彌陀佛

2012年7月24日

「なんまんだぶ しながら安心して死んでけ。」

「仏教は、お前の話やぞ」
師は常に慈海にそう示してくださっている。

人のタメになる話は、「人」+「為」=「偽」の話である。しかし仏教で語られる話は偽の話ではない。仏教で語られているのは、真実の話である。真実の話とはなんであるか?それは、慈海自身の話である。この慈海を真実たらしめようとする働きの話である。真実などどこを探してもないような慈海が、真実そのものになっていく話である。仏教とは、決して妄想で妄想を形作っていく自分探しの道具でも、明日になればその時の状況によってどう転ぶかわからない幻のような世間の正義の後ろ盾でもない。

数年前、私の父がガンに倒れた。急遽入院した父は、手術を待つ数日の間、心細い時間を病室で送っていたという。多くの方が見舞いに訪れてくださった。花を持ち、お菓子や果物を持って、多くの方が優しく元気づける言葉を投げかけてくださった。それはその方々のお気持ちとして、父はとても喜んでいたし、ありがたいこと。

しかし、父の不安は周りの優しい言葉とは裏腹に、徐々に高まっていったようだ。

2012年7月23日

「影」

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「影」
光だけでは影はなかった
我が身だけでも影はなかった
慈海がいるから慈海に聞かす
佛の呼び声 なもあみだぶつ 

2012年7月21日

「糞」

「糞」

「糞」
どんだけ美味いもん
口に入れても
慈海の身からは
糞しか出て来ん
糞まみれの糞袋から
なんまんだぶ
あ、佛さんがでなさった

2012年7月17日

「死ぬ時に苦しゅうてうわぁとなってるときに、お念仏出るもんかのぅ」


夕方の水撒き。
予測してた通り隣のおばちゃんが出てきて、後生話(ごしょうばなし)。

「死ぬ時に苦しゅうてうわぁとなってるときに、お念仏出るもんかのぅ」
と聞かれたので、

「出る人もあれば出ない人もいるやろうけど、そんなことは問題やないやろうねぇ。平生業成、お念仏してるかどうかやないんか?そう思ったら今お念仏したらええよ。」
と話すと、

2012年7月16日

「口耳四寸」


「口耳四寸(こうじしすん)の学(がく)」という言葉がある。デジタル大辞泉によれば
《「荀子」勧学から。口と耳との間でする学問の意》聞いたことをそのまま人に伝えるだけの、身につかない学問。受け売りの学問。
ということらしい。(コトバンク>「口耳四寸の学」より)

上記の通り、耳に入ってきた言葉を、全く自分というフィルターを通さず、疑問や考えなしに耳から四寸下の口からそのままアウトプットすることを言うようだ。一般的にはあまり良い意味では使われない。

ところで、仏教の経典の殆どは「如是我聞(にょぜがもん)」 もしくは「我聞如是(がもんにょぜ)」という言葉から始まる。

慈海のほしい物リスト

いただきものは、全て阿弥陀様にお供えさせていただきます。
慈海は阿弥陀様からお下がりを頂きます。
ギフト券は"kuz333@gmail.com"宛で慈海に届きます。

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合掌 なんまんだぶ